
付き添い入院ってしんどいイメージだけど、個室にしたほうがいいのかな?

お金が心配。実際にいくらかかるの?
初めての付き添い入院は個室にするか大部屋にするか、費用はいくらかかるのかなど、心配が尽きないですよね。
私は今まで付き添い入院を7回経験しています。
個室と大部屋のどちらも経験しましたが、結果としては個室が大正解!
費用がかかっても個室のメリットはとても大きかったです。
この記事では初めての付き添い入院をするパパ・ママにむけて、個室や大部屋の料金について解説します。
付き添い入院の個室の設備

私が付き添い入院した個室の設備はこんな感じです。
- ベッド
- ソファー
- 大きなロッカー1つ
- DVDデッキ
- テレビ
- 冷蔵庫
- テーブル
- 洗面台
- シャワー室
- トイレ
お部屋は広いので、大きなベッドがあってもかなりゆとりがありました。
大人が3人座れるサイズのソファーは、背もたれを倒せば付き添い者用ベッドにもなります。

十分ゆったり寝れるサイズで、わりと快適でしたよ。
洗面台もトイレも好きなタイミングで使えるし、テレビも見放題だし、とにかくストレスフリーでした。
付き添い入院の大部屋の設備

私が付き添い入院した大部屋は、4人部屋でした。
設備はこんな感じです。
- ベッド
- 小さめ収納棚1つ
- 冷蔵庫
- テレビ
- 共有:トイレ、洗面台
テレビはありますが、使用時はイヤホンを使う決まりになっています。
DVDデッキはありません。
荷物は収納棚に入りきらないため、窓際に置いたりS字フックでベッド柵に吊るしていました。

みんなどうやって荷物をおさめているの?と思うぐらい収納がないし、狭いです。
おもちゃ類もかさばるし、オムツや着替えも場所を取るので大変でした。
付き添い入院で個室を選ぶメリット
付き添い入院で個室を選ぶメリットは、主に5つあります。
子どもと親のストレス軽減になる
子どもだけでなく親もストレス軽減できたのが、最大のメリットでした。
付き添い入院ってただでさえストレスの塊。
子どもがぐずったりすると、もう本当にストレスでイライラします。

子どももしんどいのは分かるんだけど、こっちも気持ちに余裕がない…
子どもにとって、付き添うママがイライラしていたらしんどいですよね。
個室なら周りに気を遣わないので、余分なストレスを減らせておおらかな気持ちで子どもに接することができます。
高いお金を払ってでも、ストレス軽減をはかる価値は十分あると思います。
大声で騒いでも周りに気を遣わなくてすむ
私が初めて付き添い入院したのは、息子が1歳半の頃。
「騒がないで」「静かにして」と言っても、言うことを聞かない年齢です。
大部屋なら迷惑になるので注意しなければなりませんが、個室ならある程度は寛容に見守ることができました。

ずっと注意し続けるのもお互いしんどいもんね。
また息子はアンパンマンのピアノや童謡絵本が好きだったため、音が鳴るおもちゃを周りを気にせず使えたのもよかったです。

パズルやお絵描きなどの静かな遊びはまだできなかったので、大部屋だと暇つぶしに困っていたかも。
ある程度親の言うことを聞ける年齢になれば大丈夫ですが、1歳半の息子は「騒がず静かに遊ぶ」はまだまだ無理…
注意しすぎると余計に癇癪を起すので、個室で自由にできたのはかなりのメリットでした。
睡眠時間を確保できる
大前提として、付き添い入院でゆっくり眠れることはほとんどないのですが(笑)
それでも大部屋に比べると、睡眠時間を確保しやすいです。
大部屋は自分の子どもの処置が終わっても、他の子どもの処置で看護師が何度も出入りします。
その度に物音がしたり子どもが泣いたりと、ずっと騒がしい状態が続きます。

なんだかずっと落ち着かない感じ。
個室なら子どもと自分の二人だけ。
子どもが寝たら自分も横になって体を休められるので、睡眠不足を少しでも解消できるでしょう。
ホットアイマスクがあれば、短時間でもめちゃくちゃリラックスできます♪
必需品ですね!
テレビをイヤホンなしで見れる
小さな子どもがイヤホンを付けて、テレビを見るのはなかなか難しいですよね。

息子は絶対に嫌がってつけてくれなかったと思う。
個室はイヤホンをせずにテレビを見れたので、とても快適でした。
また個室はDVDデッキもあったため、イヤホンなしでDVDも見放題。
音楽に合わせて踊ったりもできたので、子どもはストレス発散になっていたようです。
荷物の置き場所に困らない
大部屋はとにかく収納場所がないです。
子どもの荷物+親の荷物もあるのに、ロッカーはトートバッグ1つだけでパンパンになる小ささ。

窓際に置いたり、S字フックで吊るしたり。
どうしても無理なら床に置いてました…
個室はロッカーも広いし、ソファーも荷物置きにできます。
1・2泊なら何とかなりますが、3日以上の入院だと荷物が多いのできつくなるでしょう。
荷物を床に置く場合は、レジャーシートがあると便利。
アイリスプラザのレジャーシートは、洗濯機で丸洗いできるので衛生的ですよ。
付き添い入院で個室を選ぶデメリット
個室料金が高い
デメリットは「個室料金が高い!」です。
私が付き添い入院した病院は1日あたり10,180円。
全国の個室料金の相場は6,600円なので、相場よりもお高めでした。

個室料金は病院が自由に設定するため、料金はとても幅があります。
ちょっといいホテルに泊まれるぐらいのお値段ですよね。
ちなみに個室料金が免除になる場合があります。
- 同意書による確認を行っていなかった場合
- 治療上の都合により個室に入院した場(例:感染症のため隔離が必要)
- 病院側の都合により個室に入院した場合(例:大部屋が満床で個室のみ空いている)
上記に該当していたら無料で個室を使えるので、ラッキーですね。

実際に感染性胃腸炎で入院した時は、個室料金はかかりませんでした!
空きがない可能性がある
デメリットとは少し違いますが、個室に空きがない可能性があります。
隔離が必要な患者が優先されるので、タイミングによっては個室が満床の場合も。
看護師に希望を伝えておけば、個室が空きしだい調整してくれます。
しかし必ず個室に入れる保証はないので、大部屋で過ごす準備もしておきましょう。
付き添い入院費用はいくらかかる?
私は5週間、個室で付き添い入院しました。
入院費用はなんと約40万円!

た、高い…子どもの医療費って補助があるんじゃないの?
多くの自治体は、子どもの医療費を補助する制度があります。
私の住む自治体も子どもの医療費は無料です。
ではこの40万円の内訳は何か?見てみましょう。
- 個室代 計356,300円(10,180円/日)
- 子ども食費 計16,100円(460円/食)
- 病衣レンタル 計2,100円(60円/日)
- 簡易ベッドはレンタルせず
見てわかる通り、かかった費用のほとんどが個室料金です。
子どもの医療費は無料ですが、以下の項目は自腹で支払いになるんです。
- 差額ベッド代
- 食事代
- 病衣や紙おむつ代
- テレビや冷蔵庫の使用料金
- 付き添い者の簡易ベッド代
個室を使えば高くなると分かっていましたが、子どもと親のストレス軽減のために必要だったため削れませんでした。

痛い出費だけど、1歳半の息子と大部屋で過ごすのは無理だったな…
子どもの医療保険に入っていて助けられた
40万円と高額な請求でしたが、実質支払ったのは20万円ほどで済みました。
子どもの医療保険に入っていたため、入院日額5000円は支給があったからです。

個室代が半額になるだけでめちゃくちゃ助けられた…
ちなみに子どもの入院なので、親が被保険者の保険は使えないため注意してくださいね。
実は付き添い入院は、個室を利用しなくても金銭的負担が大きいです。
- 付き添いする親の食費がかかる
- 家に残った家族の食費がかかる(総菜やお弁当購入などで割高に)
- 兄弟をファミリーサポートなどに預ける費用がかかる
- 病院までの交通費がかかる
- 親が働けなくて収入が減少
実際に私が付き添いしている間パパは毎日お弁当や外食に頼っていたため、食費はかなり上がりました。

パパが自炊できる人だったら食費も抑えられたけれど、そうはいきませんでした。
付き添っている私もコンビニなどの割高な食事が多かったので、見えない費用がかなり増えていたなと思います。
しかも私は有給をほぼ使い切っていたため、付き添い入院中は欠勤扱い。
収入もかなり減少しました。

年末近くの入院だったので、有給は子どもの体調不良で使い切っていました…
子どもは医療費が無料のため保険に入らない人もいます。
でもいざ付き添い入院になったとき、費用を気にして個室を使えないのは正直しんどいでしょう。
未就学児の間は付き添いがほぼ必須なので、保険で備えておくと安心ですよ。
子どもの保険はなにが良いかわからない人は、【ベビープラネット】で相談がおすすめ。
妊娠・出産・育児の保険に強いFPさんが多いので、子育てママの気持ちをよく理解してくれます。

子どもの医療保険にお金をかけたくない人もいますよね。気持ちを理解して相談に乗ってくれるので安心ですよ。
入院歴があってもOKなものや、期間が空けば加入できる物など色々な保険があります。
自分で判断するのは難しいので、【ベビープラネット】のプロにお任せしてベストな保険を探してもらいましょう。
相談するだけでかわいいプレゼントももらえるので、気軽に相談してみてくださいね。

引用:ベビープラネット
まとめ:付き添い入院は個室でストレス軽減を
付き添い入院の個室と大部屋について、記事のポイントをまとめます。
- 子どもと親のストレス軽減になる
- 大声で騒いでも周りに気を遣わなくてすむ
- 睡眠時間を確保できる
- 付き添い入院は個室料金以外に、割高な食費がかかる
- 付き添う親は収入が減少する
- 未就学児の間は子どもの保険に入っていると安心
私自身、子どもの保険に入っていてすごく助けられました。
やっぱり備えておけばよかったと後悔しないように、早めに保険相談がおすすめですよ。
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