付き添い入院の親の食事はどうする?おすすめ一覧と、無料サービスも紹介

育児
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付き添い入院は基本的に親の食事は出ないため、自分で用意しなければなりません。

コンビニは割高なためできるだけ安く抑えたいですし、栄養面も気になるところですよね。

私も5週間付き添い入院を経験したので、食事をどうするかとても困りました。

実はおいしくてバランスのいい物が食べられる、コスパのいい食品や無料サービスがありますよ。

この記事では5週間付き添い入院をした看護師ママが、以下についてまとめます。

  • 付き添い入院の親の食事を選ぶポイント
  • 付き添い入院の親の食事を用意する方法
  • 付き添い入院の親の食事おすすめ一覧
  • 子どもが残した食事は食べてもいい?
  • 付き添い入院でもらえる無料サービス

付き添い入院の親の食事を選ぶポイント

付き添い入院の親の食事は、以下の3点に気をつけて選びましょう。

  • 常温で保存期間が長いもの
  • 栄養バランスのいいもの
  • 調理に時間がかからないもの

常温で保存期間が長いもの

付き添い入院が長期の場合は、常温で保存できて保存期間が長いものを選びましょう。

病室に冷蔵庫はありますが、小さくてあまり入りません。

そして基本的に冷凍庫はありません。

付き添い入院が長期の場合のみ、冷凍庫の使用を認められている病院もあります。

冷蔵庫は飲み物を入れるとすぐに埋まってしまうので、あまり食事は入りません。

常温で長持ちするものを多めに用意しておきましょう。 

栄養バランスのいいもの

付き添い入院の親の半数以上が、体調を崩したというデータがあります。

引用:【入院中の子どもに付き添う家族の生活実態調査】NPO法人キープ・ママ・スマイリング

眠れないうえに栄養バランスが悪かったら、体調を崩しやすいはずです。

親が倒れてしまっては大変なので、いかに体調をよく保つかが重要です。

麺類やおにぎり、パンなどの炭水化物だけでなく、お肉や野菜などもバランスよく取れるようにしましょう。

調理に時間がかからないもの

親の食事は子どもが寝ている間や、すき間時間に食べることが多いです。

そのためすぐに調理できて、食べるのに時間がかからないものが最適です。

子どもが寝てる間って他にもやることがたくさんあるから、食事にあまり時間をかけられないです。

「開けたらすぐ食べれる」「電子レンジで数分でできる」といったものを選びましょう。

ちなみにお箸やスプーン類も使い捨てにすれば、食べたあとは捨てるだけなので楽ちんですよ。

付き添い入院の親の食事を用意する方法

付き添い入院の親の食事を用意する方法は4つあります。

病院の規則によって異なるので、自分のできそうな方法を読んでみてください。

  • 院内のコンビニで調達する
  • 家族に差し入れしてもらう
  • 付き添い交代時にスーパーなどで調達する
  • 付き添い者用の食事を出してもらう

院内のコンビニで調達する

病院のルールによって付き添いを交代できない場合は、自分で院内のコンビニで食事を調達しなければなりません。

まずは院内のコンビニに行っていいのか、その間子どもは見てもらえるのかを確認してみましょう。

看護師さんに伝えておけば、コンビニに行く間だけ子どもを見てくれることが多いかなと思います。

ゆっくり食事を選ぶ時間はないので、どういった食事を買うか決めてからコンビニに行きましょう。

買うものをメモに書いておくと、スムーズに買い物できるのでおすすめ。

また看護師さんはバタバタと忙しいので、子どもを見てほしいとお願いしにくい時もあります。

できれば2日間分ぐらいまとめ買いして看護師にお願いする頻度を減らせると、気を遣わなくて済むかなと思います。

家族に差し入れしてもらう

家族の差し入れがオッケーの場合、荷物の受け渡しなどの際に食事を持ってきてもらう方法もあります。

すぐに食べられるものと、保存がきくものの両方持ってきてもらえば助かるでしょう。

家族が自炊できる場合は、家で作ったご飯を持ってきてもらえば節約にもなります。

付き添い交代時にスーパーなどで調達する

付き添い交代が認められている病院の場合、付き添いを変わってもらった後自分でスーパーに買い物に行く方法もあります。

院内のコンビニよりは値段も安く、総菜などの種類も多いため買いやすいでしょう。

また自分で好きなだけ食べたいものを選べるので、ストレス発散や気分転換にもなるはずです。

付き添い者用の食事を出してもらう

少数ですが、付き添い者用の食事を出してくれる病院があります。

病院食のため栄養面バランスもいいので、付き添い者用の食事を出してもらえるならお願いするのもありでしょう。

しかし食事代は医療保険扱いではないため、自分で調達するより割高になる可能性もあります。

1食いくらで提供してもらえるのかは必ず確認しましょう。

病院食ではなくお弁当を注文できる病院もあります。

病室まで届けてくれるので楽ちんでした。

付き添い入院の親の食事おすすめ一覧

伊藤ハムのレンジでごちそうシリーズは、常温保存できてお皿も不要。

味もおいしくてかなりおすすめです!

1食あたり500円前後で買えるのでお財布にも優しいですよ。

栄養価の高いサラダチキンは必需品です。

常温で1年7ヵ月も保存できるので、入院中に食べきれなくても非常用のストックにすればOK。

薄味なので子どもと一緒に食べさても良さそうですね。

お総菜を食べたい人は「まごころを食卓に膳」がおすすめ。

自分でおかずを選べるので好きな物だけ購入できます。

野菜も取れるので栄養面でも安心ですね。

コストコのオニオングラタンスープは、フリーズドライと思えないほど本格的。

ちょっと高めですがおいしいので、これ一つとパンがあれば満足できます。

付き添い入院中は野菜が不足しがち。

ストレスと栄養の偏りで便秘になる人が多いので、スムージーを飲んでおけば便秘対策になります。

エンナチュラルのグリーンスムージーは水に溶かして飲むタイプなので、かさばらずに持っていけますよ。

スティックタイプのドリンクがあれば、ほっと一息つきたいときに重宝します。

温かい飲み物は、心を落ち着かせてくれますよ。

はちみつ入りのルイボスティーなので、ママの疲労回復にも役立ちそうです。

子どもが残した食事は食べてもいいの?

病院によって決まりがあるため必ずとは言えませんが、ほとんどの場合食べても大丈夫です。

私も食べていいのかわからず、最初は食べ残しをそのままにしていました。

しかし看護師は、親が記入した食事量だけチェックしている様子。

お膳を下げる際も、実際に食べた量を見られることはありませんでした。

むしろたくさん残っていたら「お母さんこれ食べる?」「このおかず置いておきましょうか?」と積極的にすすめられました。

看護師によっても意見が分かれるところかもしれませんが、私の病院は「もったいないから食べちゃって」という人がほとんどでしたよ。

子どもは病院食はなかなか食べませんよね。

残すのはもったいないし、親が食べちゃっても大丈夫かなと思います。

付き添い入院でもらえるありがたいサービス

キープ・ママ・スマイリングというNPO法人が、付き添い生活応援パックを無料で配布する活動を行っています。

引用:キープ・ママ・スマイリング

2020年10月から始まったものです。

条件を満たす人は、申請すれば病院に届けてくれます。(自宅ではありません)

  • 申込み時点で入院期間が10日間以上の見込み
  • 親が病室に泊まり込んでいる
  • 親がファミリーハウスやホテルに泊まり込んで病室に通っている

私も申請しました!

3年前なので写真がないですが、中身はこんな感じでした。

  • カレーの缶詰
  • おかゆなどのレトルト
  • 缶詰入りスープ
  • 栄養ドリンク
  • Tシャツ
  • エコバッグ
  • 手指消毒剤
  • 化粧水
  • 保湿剤
  • タッパー

80サイズの段ボールいっぱいに入っていたのを覚えています。

食べたことない食材も多くて、選ぶのが楽しかった!

無料でこんな商品をいただけることがありがたく、疲れた心が回復したのをよく覚えています。

お子さんの入院が10日以上の見込みの方は、ぜひもらってくださいね。

無料の付き添い生活応援パックを申し込む

【まとめ】付き添い入院の親の食事は、幅広く準備しておこう

付き添い入院の親の食事について紹介してきました。

最後に記事のポイントをまとめます。

  • 常温で保存期間が長く、栄養バランスのいいものを選ぼう
  • 調理が簡単な物を選ぼう
  • スムージーで不足する野菜を摂取しよう
  • 子どもの残した食事は食べても大丈夫
  • 「付き添い生活応援パック」を無料でもらおう

体調を崩しがちな付き添い入院ですが、できる限り食事を充実させて元気に乗り越えましょう。

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