5週間付き添い入院した看護師ママが教える、付き添い入院の現実と準備リスト

付き添い入院の現実と準備リスト 育児
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私は今まで3回の付き添い入院を経験しています。

一番長いのは子どもが1歳半のとき、事故により5週間の付き添い入院をしたことでした。

実は付き添い入院って想像以上に大変です。

子どもは元気になっても、親はクタクタに疲れます…

この記事では付き添い入院の現実を伝えるとともに、突然の入院でもすぐに準備ができるように必要物品をまとめました。

・付き添い入院ってどんな感じ?
・付き添い入院で親がすることは?
・付き添い入院で必要なものは?
・5週間付き添い入院をした私の体験談

この記事を参考に、万全の準備をして付き添い入院にのぞんでくださいね。

付き添い入院ってどんな感じ?

付き添い入院とは

付き添い入院とはその名の通り、子どもの入院に泊まり込んで付き添うことをいいます。

一人で過ごすことができない乳幼児の入院は、ほとんど場合付き添い入院を求められます。

しかしあくまでも付き添いなので、親のベッドや食事の準備などはありません。

寝る時は子どもが寝る狭いベッドで一緒に眠ります。

(※付き添い者用の簡易なレンタルベッドがある病院もあります。)

食事は子どもが寝ているすきに買いに行くか、保育士さんがいる場合、短時間だけ見てもらい買いに行きます。

シャワーは子どもが寝ているすきにサッと済ませます。

付き添い入院はとっても過酷で、付き添った親の半数は体調を崩してしまったとの調査結果も出ています。

引用:キープ・ママ・スマイリング

付き添い入院で親がすることは?

付き添い入院で親は以下のことをしなければなりません。

  • 子どもの検温
  • 排泄回数の記入
  • 食事量の記入
  • おむつ交換
  • 尿量の測定
  • 着替え
  • 子どもの食事を食べさせる
  • 子どもの薬を飲ませる
  • 点滴を抜かないように管理
  • 心電図などのコード類が絡まないよう管理

そう、子どもの身の回りのこと全てです。

これが結構大変です。

特に子どもは点滴が気になって触ったり引っ張ったりします。

抜けないようにずっと見張っておかないといけません。

抜けるともう一回点滴を取り直すことになるので、子どもにもスタッフにも申し訳ないことになります。

看護師は定期的に様子を見にきますが、身の回りのお世話は全て親の仕事。

「しっかり自分が見ておかないと」というプレッシャーが強かったです。

付き添い入院で必要なものは?

付き添い入院で必要なものを、必需品・子ども関係・親の持ち物・あると便利なものに分けてまとめました。

必需品

・診察券
・保険証
・乳幼児医療費受給者証
・母子手帳
・お薬手帳
・筆記用具
・スマホの充電器

上記の物は忘れるとスムーズに入院できない可能性もあるので、必ず持っていくようにしましょう。

子ども関係のもの

  • 着替え(病衣がある場合は不要)
  • 食事用エプロン
  • スプーン、フォーク
  • おもちゃ
  • オムツ
  • おしりふき
  • (医師の許可があれば)子どものおやつ
  • 歯ブラシ
  • ブランケット

ベッドや環境の変化により、夜眠れなくなる可能性もあります。

家で使っていたブランケットなどがあれば、子どもも安心して眠れるでしょう。

また子どもが退屈しないように、おもちゃを持っていくのを忘れないようにしましょう。

大部屋ならパズルや塗り絵、折り紙、絵本、タブレットなどがおすすめです。

水塗り絵ならテーブルやシーツを汚されませんよ。

親の持ち物

  • シャンプー、リンス、洗顔などのお風呂セット
  • 保湿クリーム
  • 歯ブラシ
  • 日焼け止め
  • タオルケット
  • カーディガン

病室はエアコンが効きすぎて肌寒いこともあるので、カーディガンが一枚あると安心です。

また親の布団は用意されていないため、タオルケットなどを持参しましょう。

あると便利な物

  • 洗濯ピンチ
  • 加湿器
  • 延長コード
  • ナイロン袋
  • アルコールなどの手指消毒剤
  • クリアファイル
  • エコバッグ
  • 置き時計
  • イヤホン
  • 小銭たくさん
  • ポケットWi-Fi

病室はかなり乾燥しているので、小型の加湿器があると肌のカサカサ具合が違います。

この加湿器はかなり静かなうえに、倒しても水がこぼれない設計で安心。

次亜塩素酸水が使えるので、ウイルス対策もできますよ。

病院にWi-Fiがなかったり、電波が弱い場合はポケットWi-Fiを持参しましょう。

子どもにYouTubeを見せることも多いので、Wi-Fiがないとすぐにギガを使い切ってしまいます。

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一日単位でレンタルできるので、必要最低限の支払いで済みますよ。

月単位での契約は料金がもったいないですよね。

入院日数に合わせて数日分の支払いだけなので、料金も節約することができますよ♪

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5週間付き添い入院をした私の体験談

私は2021年に子どもが1歳半のとき、5週間の付き添い入院をしました。

コロナ禍でしたが、1日1回だけ付き添い者の交代が認められていました。
ただし基本的に付き添いは両親のみで、祖父母と交代するときは事前に届出が必要でした。

付き添いはほぼ私が担当していました。

子どもがママじゃないとダメ!というのもあり…

夕方に夫が仕事終わりしだい交代し、私は家で簡単な夜ご飯を作って食べ、病院に戻っていました。

病院が近かったため夜ご飯だけは家で食べられましたが、朝昼はずっと総菜パンやおにぎり、お弁当類を食べる生活。

自分のご飯はゆっくり選ぶ時間もないので、ほとんど同じものをローテーションして食べていました。

野菜なんていつ食べたかな?という食生活でした。

一番しんどかったのは、夜にゆっくり眠れないことです。

狭いベッドで点滴がつながった子どもと一緒に眠るので、点滴が絡まないか気になってほとんど眠れません。

夜中も看護師が来るたびに目が覚めるので、いつ寝たのか、今何時なのかもわからない感覚でした。

ずっと頭がぼーっとしてる感じ。

また子どもは元気になってくると、ベッドで過ごすだけでは物足りないように。

コロナ禍のためプレイルームは使用できる時間が決まっており、自由に使えませんでした。

おもちゃや絵本は持っていたけれど、すぐに飽きてしまい、ぐずる子どもをなだめるのが大変でした。

子どもはストレスが溜まって、ベッド柵に頭を打ち付けるようになりました。

その姿を見るのも辛いし、自由に遊ばせることもできないし…と苦しかったです。

付き添い入院がここまで過酷とは思わず、何度も途中で投げ出したくなりました。

しかし一番辛いのは子ども、いつかはこの生活も終わると言い聞かせ、なんとか5週間乗り切りました。

あの生活は思い出すのも辛いほど、本当に本当にしんどかったです。

付き添い入院を支える嬉しいサービス

キープ・ママ・スマイリングという団体が、無料で「付き添い生活応援パック」を届けてくれます。

10日以上の長期付き添い入院の親を対象に、食品や日用品などを詰め合わせたパックです。

珍しいスープや缶詰、化粧水などもありました!

段ボールいっぱいに入っているので、ワクワクしますよ。

入院期間を証明する書類を提出すればもらえるので、ぜひ温かい支援を受け取ってくださいね。

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まとめ:付き添い入院は万全の準備で乗り切ろう

付き添い入院の現実と、必要物品についてお伝えしました。

  • 付き添う親の食事は用意がない
  • 夜はほとんど休めない
  • 子どものお世話すべてを親が担う
  • おやつやおもちゃで子どものストレス軽減を
  • 病院のWi-Fiがない場合ポケットWi-Fiが便利

付き添い入院は子どもも親も辛いですが、万全の準備をすればストレスをかなり減らせます。

病院にWi-Fiがない場合ポケットWi-Fiは必須です。

入院が決まれば早めに準備しておきましょう。

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付き添い入院で個室を選ぶべきか迷っている方は、こちらの記事も参考にしてください。

この記事が付き添い入院を頑張るママにとって、少しでも役立つと嬉しいです。

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