看護師ママは羨ましい?現役看護師ママがリアルな現実教えます

看護師ママは羨ましい? 働き方
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ママ友が看護師をしていると、羨ましい!と思いますか?

私の夫は、妻が看護師をしていると話すと「いいな〜羨ましい!」と言われるそうです。

看護師ママが羨ましいと思われる理由は何なのでしょうか?

そして実際に看護師ママは羨ましいのでしょうか?

この記事では、看護師ママである私が

・世間から見た看護師ママのイメージ
・看護師ママの本音と現実
・看護師ママのリアルな年収
・今から看護師になるには?
・看護師と同じだけ稼げる副業は?
・まとめ:看護師ママは羨ましいのか?

について書いていきます。

世間から見た看護師ママのイメージ

世間から見た看護師ママは、以下のイメージがあります。

・給料が良く生活に余裕がありそう
・自立している
・子どもの病気をみたり、看病が上手そう
・どこでも働ける

給料が良く生活に余裕がありそう

看護師は給料がいいイメージが強いようです。

確かに夜勤もしてバリバリ働けば、同年代の男性並みに稼ぐことができます。

30代の平均年収が男性474万円、女性377万円と言われているなか、30代看護師の平均年収は478万円なので、まさに同年代の男性並みに稼いでいることがわかります。

妻が稼いでいる分世帯収入が上がるため、生活に余裕があるイメージをもたれるのでしょう。

定期的に旅行や買い物などにお金を使っている様子が見えると、いい暮らしをしていると思われるのかもしれません。

自立している

手に職をもって働けるので、夫の収入に頼らなくても自立して生活できるイメージがあります。

命を預かる重責のある仕事ということも、よりしっかりした女性というイメージに繋がるのでしょう。

また看護師は精神的にもタフな女性が多いです。

様々なストレスや理不尽な扱いにも負けずに働かないといけないので、強くて自立した印象を受けるのでしょう。

子どもの病気をみたり、看病が上手そう

病気や薬に詳しかったり、看病が上手そうなイメージもあります。

確かによく使われる薬は、名前を聞いただけでどんな薬かピンときます。

よく出る解熱剤や整腸剤などは、すぐにわかるよ。

また様々な病気を抱えた患者さんと関わるため、一般の人よりも病気について詳しいでしょう。

仕事上、患者さんが発熱や嘔吐した際の対応は慣れているため、自分の子どもが病気の際にも、余裕をもって対応できるイメージがあるかもしれません。

実際は子どもが病気のときはアタフタしていますが,,,

どこでも働ける

看護師は国家資格なので、全国どこでも働くことができます。

働く場所は病院だけでなく、クリニックや施設、訪問看護など様々な働き方ができます。

求人もたくさんあり選択肢が多いので、どこにも就職できなくて困ることはほとんどありません。

このように働き方を自由に選べる点が、羨ましいと言われるのかもしれません。

看護師ママの本音と現実

看護師ママは羨ましい!と言われることについて、現役看護師ママである私が感じた本音です。

世間のイメージとは違う現実もありますよ。

・羨ましいと言われるのはうれしい
・資格があってよかったと思う
・育児・家事との両立がしんどすぎる
・精神的な負担が大きい
・夜勤ありきの収入
・女性社会で気を遣う
・日勤のみで働くのは肩身が狭い

羨ましいと言われるのはうれしい

羨ましいと言われるのは、素直に嬉しいです。

大変な思いで仕事をしている努力が認められた感じがして、看護師に誇りを感じられるからです。

ちょっとだけ優越感を感じる瞬間でもあります。

資格があってよかったと思う

国家資格があるため仕事には困らないので、将来への不安は少ないです。

何かあっても、自分が働いてやっていけるという安心感があります。

子育てで仕事から離れても、落ち着いたタイミングで仕事に戻ることができるのは、看護師という国家資格の強みだなと思います。

育児・家事との両立がしんどすぎる

看護師は1日ずっと動き回ることもあり、体力勝負な仕事です。

そのため仕事が終わるころには、クタクタで動けない…なんてことも。

残業が当たり前にあったり、委員会や病棟会もあったりと、仕事以外でも何かと拘束時間があります。

夫や家族の協力なしには、乗り越えられません。

精神的な負担が大きい

看護師は命と隣り合わせな仕事です。

自分のミスが重大な事態につながることもあるので、常に気を張っていなければなりません。

この責任感の重さに耐えきれず、辞めていく看護師はとても多いです。

患者の命をあずかる以上、仕事に気を抜けないのは当然なのですが、常に緊張状態にあるため精神的な負担がとても大きいです。

夜勤ありきの収入

看護師は高収入と思われがちですが、夜勤ありきの高収入です。

日勤のみの看護師は、平均年収は400万円以下と言われています。

そのため手取りが20万円ない…なんてことも珍しくありません。

そのため夜勤ができない看護師ママは、決して高収入とは言えない現実があります。

女性社会で気を遣う

男性看護師も増えてきましたが、圧倒的に女性のほうが多い女社会です。

女性が集まると、どうしても小さないざこざが生まれます。

仕事の忙しさもあってギスギスしていたり、仕事ぶりについて陰口を言われたり…

そんな人間関係に気を遣うのが、結構大変なんです。

日勤のみで働くのは肩身が狭い

看護師業界は人手不足なところが多いため、夜勤ができる看護師はとても重宝されます。

そのため夜勤ができないママ看護師は、肩身が狭い思いをします。

周りが頑張って夜勤をしている中、日勤のみで働くのは申し訳ない気持ちになります。

ママ看護師は家庭があるから、仕方ないことなんですけどね。

看護師ママのリアルな年収

看護師ママである私の年収を公開します。

ちなみに私は

・看護師歴12年
・30代前半
・中規模病院の外来勤務
・平日のみ勤務、土日祝休み
・夜勤無し

という状況で働いています。

ずばり、2022年の年収は336万円でした。

どうでしょう?

少なくて驚いた人もいるでしょうか?

30代女性の平均年収は377万円なので、平均年収よりもだいぶ少なかったのです。

ちなみに子どもを産む前に夜勤もしていた頃は、430万円ぐらいの年収でした。

夜勤をしないだけで、年収100万円も下がってしまったんです。

私の勤務先は、夜勤をしない人はボーナスが半分に減らされるので、めちゃくちゃ痛いです。

看護師は夜勤手当や資格手当などの、手当の割合が多いと言われており、基本給が上がりにくいとも言われています。

つまり経験年数はあっても基本給は上がらないため、夜勤ができないだけでこんなに収入がダウンしてしまうんです。

看護師ママは、決して高収入とは言えないですよね。

今から看護師になるには?

「正看護師」と「准看護師」どちらを目指す?

「正看護師」と「准看護師」それぞれの違いはこちら。

正看護師准看護師
資格厚生労働省が発行する国家資格都道府県知事が発行する公的資格
仕事の権限自己判断で医療行為ができる医師や正看護師の指示のもと業務を行う
資格の取得方法高校卒業後、3年制の専門学校か短大、または4年制の大学に通う中学or高校卒業後、2年制の養成所に通う
授業時間3000時間以上1890時間以上
平均給料約35万円約29万円

正看護師は国家資格、准看護師は公的資格です。

授業や資格受験の難易度は、准看護師のほうが易しいです。

また准看護師養成所は半日制もあるため、仕事や育児をしながら通いやすくなっています。

働きながら資格を取るなら、准看護師のほうが取りやすいね。

仕事内容は正看護師も准看護師もほぼ同じですが、准看護師は自己判断で医療行為ができないため、医師か看護師の指示が必要になります。

給料は月収だと約6万円、年収だと約90万円差があると言われています。

そんなに違うの!?

同じ仕事内容なのに、給料が低いのは悔しい…

准看護師は仕事内容は同じなのに給料は低いので、今から目指すなら正看護師がおすすめ。

准看護師に比べると通学や勉強は少し大変ですが、正看護師のほうが幅広い就職先が選べます。

最短で正看護師になるには?

3年制の看護専門学校に入学し、国家資格を取得するのが最短です。

看護専門学校は、各都道府県の看護協会のHPに載っています。

「看護協会 〇〇県」で検索してね。

専門学校で3年間みっちり授業や実習をこなし、必要な知識や技術を身につけます。

看護師の実習は日程が決まっているため、子育てや仕事をしている人は予定調整が必須。
事前学習や家での宿題も多く大変なので、家族の理解が必要です。

3年間で必要な単位を履修できれば、2月中旬の国家試験を受験できます。

ちなみに看護師国家試験は難しそうですが、合格率は90%前後となっています。

まじめに勉強すれば多くの人が合格できる数字なので、頑張ってくださいね!

看護師と同じだけ稼げる副業は?

資格がなくても、看護師と同じぐらい稼げる副業があります。

それはブログ運営+webライター

どちらにも共通するのが、このポイント。

・すきま時間でできる
・在宅で作業できる
・資格なしでできる

子育て中や働くママにとって、この条件でできるのは嬉しいですよね。

しかし、webライターとブログにはそれぞれデメリットも。

webライターブログ
メリット・文字を書いたらすぐ収入になる・納期なし
・作業していない間も収入が得られる
デメリット・初心者は仕事をもらいにくい
・納期あり
・始めてすぐは収入がない

ブログは記事を書いても、すぐに収入は得られません。

収入が入るのは最低でも半年以降が多いです。

そのデメリットをwebライターで補うことができます。

半年間無給でブログを書くのはきついけど、webライターと並行すれば大丈夫!

一方webライターは、初心者だと実績がないためお仕事をもらいにくいです。

ブログがあれば自分の文章力を示すポートフォリオになるので、お仕事をもらいやすくなります。

実際に私はブログを始めると、すぐにwebライターのお仕事をもらえました。
初月で3万円稼げましたよ!

実体験の記事はこちら。

ブログ運営とwebライターを両方することで、それぞれのデメリットを補えます。

月20万円以上稼ぐのも、全く夢ではありません。

ブログの作り方はこちらの記事を見てみてくださいね。(ただいま執筆中です)

看護師ママは羨ましい?まとめ

看護師ママは羨ましいかと言われると、私自身は羨ましくないと思います。

夜勤をしないと給料は低いし、命を預かる責任は思いし、体力的にもしんどいし。

仕事のしんどさと給料が見合ってない気がします。

しかしどこでも働けることや、経済的に自立できることは大きな強みです。

しんどくても頑張って高収入を得たいという人は、おすすめかなと思います。

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