育休明けの仕事復帰、嫌ですよね。
子育てに理解がない職場だと、育休を機に転職・退職を考える人も多いでしょう。
しかし「育休明けに転職するのは周りに迷惑になる」と、気が引けるかもしれません。
でも私は勇気を出して転職はアリだと考えます。
辛い環境で我慢しても、結局長くは続きません。
この記事では育休明けの仕事復帰が嫌な看護師ママに向けて、円満退職する方法をお伝えします。
育休明けの仕事復帰に不安を抱えているママへ
「職場の雰囲気がよくない」「夜勤なしだと給料が安い」
「時短勤務が取りにくい…」「今の職場で育児と両立できるのかな…」
小さな子がいる看護師ママに優しい職場を、育休中に探しておきましょう！
仕事復帰後は、育児と仕事の両立がしんどくなっても、転職活動する時間がありません。
時間のある育休中に情報収集をすませ、備えておくと安心ですよ。
看護師の育休明けの転職・退職は可能？
看護師が育休明けに転職・退職することは、問題ありません。
育休は元の職場に復帰する前提の制度です。
しかし育休明けで仕事を続けられない事情ができたり、子どもともっと過ごしたいと心情が変化することもあります。
仕事復帰してみないと分からないこともあるもんね。
育休は仕事復帰を強制するものではないので、罰則もないし、育休手当てを返す必要もありません。
育休復帰後、どのぐらい働けば転職・退職できる？
どのぐらい働けば転職・退職できるという決まりはありません。
つまり育休明け直後でも大丈夫です。
しかし育休中は人員補充されずに、残りのスタッフで仕事をこなしていることが多いです。
戦力になることを期待して待っていたのに、裏切られたと思う人もいるでしょう。
そのため育休明けの転職・退職は、冷ややかな対応をされる可能性があるので、覚悟は必要です。
看護師が育休明けに転職・退職する理由
看護師が育休明けに転職・退職するのは以下の理由が多いでしょう。
- 育児、家事との両立が辛くなった
- 残業が多くて帰れない
- 子どもの体調不良でまともに働けない
- 夜勤を強制されて辛い
- もっと子どもと過ごしたい
看護師はただでさえハードな仕事。
育児・家事が加わると、両立はなかなか大変です。
また職場によっては夜勤を強制されたり、残業が当たり前のところもあります。
子育て中ということに全く配慮がないのは辛い…
今までは我慢できていたことでも、子どもが生まれると生活スタイルが大きく変わるため、できなくなるのは当たり前です。
育休明けに円満に転職・退職するための伝え方
看護師が育休明けに円満に転職・退職するポイントは以下の2点。
- やむを得ない事情であること
- 職場の悪口は言わないこと
「周りに冷たくされて」とか「休みが取りづらくて」など、職場の悪口になることは言わないほうがいいでしょう。
そんなつもりはなくても、自分の立場を悪くしてしまいます。
やめていく身であっても、周りの風当たりが強くなるのは辛いはず。
円満退職のためには以下のような、やむを得ない事情を理由にするのをおすすめします。
- 親が病気がちで、以前ほど協力が得られなくなった
- 自分の体調が悪く仕事ができない
- 育児、家事と両立が難しい
- 夫が激務になり協力が得られない
本当は働きたいけれどどうしようもない状況をアピールすると、上司も納得してくれるでしょう。
育休明けで円満退職するために注意すること
円満退職のために注意するべきは、以下の３つです。
退職理由に嘘をつかない
看護師業界は狭いので、あからさまな嘘はすぐバレてしまいます。
- 引っ越しが決まった
- 仕事をやめて専業主婦になる
このような嘘はつかないほうがいいです。
職場の人に見つからないようにコソコソ生活するはめになったり、転職先の選択肢を狭めることになってしまいます。
嘘付きな人というレッテルを貼られるのは悲しいですよね。
転職理由は正直に話すほうが、余計ないざこざを避けられます。
半年間は働くほうが無難
育休明けの転職は、できれば半年間ほど働いてから辞めるほうが無難です。
半年働けば、周りもすぐに辞めたという感覚が薄れてきます。
「なんとか半年間頑張ってみたけど、どうしても仕事を続けられない」と伝えると、そこまで頑張っても無理なら仕方ないと理解を得やすくなるでしょう。
しかしこの半年間は、できればの話。
たとえ育休明けすぐでも退職する権利はあります。
辛くて耐えられないときは、勇気を出してすぐにやめることも大切です。
子育てと仕事の両立は、思った以上に心身に負担がかかるものです。
本当に辛いときは、我慢せずに早めに上司に相談してくださいね。
レバウェル看護 ( 旧 看護のお仕事 )なら、子育て中のママに優しいお仕事を探せます。
今の自分が働ける場所があるか知っておくだけでも、心の余裕ができますよ。
仕事はしっかりする
退職が決まっても、最後までしっかり仕事をこなしましょう。
転職・退職を周りが知ったら冷ややかな対応をされたり、今まで以上に厳しく仕事ぶりを見られる可能性もあります。
そのため退職が決まったら、今までよりも率先して仕事に取り組むようにしましょう。
一生懸命働くことで好印象を与え、周りも退職について理解してくれるはずです。
「あの人は素敵だったね」と惜しまれるような人になると、気持ちよく退職できますよ。
育休明けの転職はあり！円満退職も可能
育休明けの転職について、ポイントをまとめます。
- 育休明けすぐの退職は可能
- 「やむを得ない事情」をアピール
- 退職理由は嘘をつかない
- 最後まで仕事はしっかりする
育休明けに転職することは決して違法ではありません。
仕事が辛い場合、心身に限界が来る前に自分を守るべきです。
今の職場以外に、看護師ママが働きやすい職場はたくさんありますよ。
「しんどいけど我慢して働くべき」「子持ちの看護師は転職先がない」
このように諦めているママこそ、一歩踏み出してみてほしいです。
自分に合った職場を見つけ、心と体を大切にした働き方ができるよう応援しています。
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